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「スレッド」タブの使用

「スレッド」タブでは、スレッドのアクティビティをモニターできます。このタブには、アプリケーションによる時間に沿った活動中のスレッドの使用率を示すグラフ、アプリケーションで使用されるすべての活動中のスレッドの表、選択したスレッドのスタック・トレースが表示されます。

ライブ・スレッド・グラフ

「ライブ・スレッド・グラフ」には、Javaアプリケーションで開始されるスレッド数が時間に沿って表示されます。デフォルトでは、次の属性がグラフに表示されます。

グラフの属性の追加および削除の詳細は、「属性の操作」を参照してください。グラフの使用の詳細は、グラフの使用を参照してください。

ライブ・スレッド

「ライブ・スレッド」パネルには、Javaアプリケーションで開始された活動中のスレッドの情報の表が表示されます。デフォルトでは、表に次の列が含まれます。

最後の3つの値をリアルタイムでモニタリングすると、大量のシステムリソースを消費します。このため、デフォルトでは無効になっています。これらの値のモニタリングを有効にするには、表の上部の対応するチェック・ボックスを使用します。

表でスレッドをフィルタするには、フィルタ列(通常はスレッド名)を選択し、表の上部のテキスト・フィールドにフィルタ文字列を指定します。

表の外観を構成するには、「ライブ・スレッド」パネルの「スレッド名」を右クリックして「表示可能列」を選択し、表示または非表示にする列を選択します。デフォルトの列に加えて、次を追加できます。

選択したスレッドのスタック・トレース

「ライブ・スレッド」表でスレッドを選択すると、完全なスタック・トレースが下の「選択したスレッドのスタック・トレース」パネルに表示されます。スタック・トレースには、現在実行されているメソッドまでのすべてのメソッドのコール・パスが含まれます。これは、たとえば、コード実行でデッドロックや予期しない停止につながるメソッドを識別する必要がある場合に便利です。

「ライブ・スレッド」表で複数のスレッドを選択し、[Ctrl]キーを使用して複数のスタック・トレースを表示できます。


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