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トリガー・ルールの使用

灰色で表示されるルールは、モニターされているJVMでは使用できません。デフォルトでは、すべてのルールが非アクティブになっています。ルールをアクティブ化するには、横のチェック・ボックスを選択します。

新しいトリガー・ルールを追加する手順:

  1. 「トリガー・ルール」パネルで、「追加」をクリックします。
  2. 新しいルールの追加ウィザードの最初のステップで、トリガー・ルールの属性を選択します。「次へ」をクリックします。
  3. トリガー・ルールの条件を設定します。このステップには、次の設定が含まれます。
    • 「最大トリガー値」(数値属性)または「一致文字列」(数値以外の属性): トリガー・ルールで選択した属性の最大値または一致文字列を指定します。

    • 持続時間: ルールがトリガーされるまで、条件をtrueにしておく必要がある時間(秒)を指定します。

    • 制限期間: 後でルールがトリガー可能になるまでの最小時間(秒)を指定します。

    • 条件に合致したときにトリガーします。: 条件を満たした場合にルールをトリガーするかどうかを選択します。たとえば、トリガー値が100に設定されている場合、値が100未満から100以上に変更されると、ルールがトリガーされます。

    • 条件から復帰したときにトリガーします: 条件を満たさなくなった場合にルールをトリガーするかどうかを選択します。たとえば、トリガー値が100に設定されている場合、値が100以上から100未満に変更されると、ルールがトリガーされます。

    「次へ」をクリックします。

  4. ルールがトリガーされたときに実行するアクションを選択します。アクションに応じて、追加データの指定が必要になる場合があります。次のアクションがあります。
    • アプリケーション・アラート: JDK Mission Controlにアラート・ダイアログを表示します。

    • コンソール出力: JMXコンソールが起動されたコンソール(コマンド・プロンプト)の標準出力(stdout)に通知を送信します。

    • フライト記録のダンプ: JFRファイルに最後に指定した時間(秒)のフライト記録にデータがある場合は、そのデータをダンプします。

    • HPROFダンプ: 指定したHPROFファイルにメモリー・ダンプを開始します。

    • 診断コマンドの起動: 指定した診断コマンドを起動し、結果を追加または上書きして、指定したログ・ファイルに出力を記録します。

    • ファイルにロギング: 指定したログ・ファイルに通知を書き込みます。

    • 電子メールの送信: 通知を電子メールで送信します。SMTPサーバーのアドレスとポート、電子メールの受信者と送信者を構成し、セキュアな接続が必要な場合は、SSL資格証明を指定できます。

    • 連続フライト記録の開始: 連続したフライト記録を開始します。

    • 期限付きフライト記録の開始: 指定した時間後(秒)に、結果をJFRファイルにダンプするフライト記録を開始します。

    「次へ」をクリックして続行するか、「終了」をクリックして、ルールをそのまま追加します。

  5. (オプション)指定した日付、曜日、時間のみでルールをアクティブにする場合は、時間制約を選択します。「次へ」をクリックします。
  6. (オプション)ルールが属するグループを選択するか、新しいグループを指定します。ルールの名前および詳細な説明を指定します。

    ウィザードの前のステップに戻り、設定を変更できます。「終了」をクリックして、ルールをリストに追加します。

ルールを編集するには、「トリガー・ルール」パネルで選択します。右側の「ルールの詳細」パネルには、3つのサブタブが表示され、各サブタブには、トリガー・ルールの属性および値、ルールによってトリガーされるアクション、およびルールをアクティブにする場合の時間制約が表示されます。

ルールの名前を変更するには、「トリガー・ルール」パネルでルールを選択して、「名前の変更」をクリックします。次に、ルールの新しい名前を指定し、「OK」をクリックします。

ルールをトリガーしない場合は、「トリガー・ルール」パネルで、ルールの横のチェック・ボックスの選択を解除することで非アクティブにできます。ただし、ルールを再度使用しない場合は、そのルールを選択して、「削除」をクリックすることで、リストから完全に削除できます。

ルールのセットをXMLファイルにエクスポートするには、「トリガー・ルール」パネルの「エクスポート」をクリックします。次に、エクスポートするルールを選択して、ファイル名を指定し、「OK」をクリックします。ルールのセットをXMLファイルからインポートするには、「トリガー・ルール」パネルの「インポート」をクリックし、「OK」をクリックします。

デフォルトのルールのセットにリセットするには、「トリガー・ルール」パネルの「リセット」をクリックして、確認します。これにより、すべてのルールが上書きされ、デフォルト・セットで置き換えられます。


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